銅版画に使う紙(版画用紙)の中に”ハーネミューレー”という輸入紙(ドイツ製)があります。
紙には表と裏があり、普通は表に刷ります。
この”ハーネミューレー”については、「どっちが表?」とよく尋ねられます。
版画用紙や水彩紙の多くは、紙の端っこにその紙の名前やマークの透かしが入っています。
この”ハーネミューレー”には、ニワトリのマークと名前が入っています。
たぶんニワトリだと思うのですが。
普通は、透かしの文字が正しく読める面が表なのですが、この”ハーネミューレー”だけは違って、正しく読める面は裏のようです。

「裏」

「表」

「表」
”ニワトリ”が正立の状態になるように紙を持って、ニワトリが左手側にくるほうが表でした。
画材店の人もよくわからないようで、裏だと思ったのか、この面に鉛筆で値段が書いてあった。
posted by Studio at 14:59
| 京都 ☀
|
Comment(1)
|
TrackBack(0)
|
雑記
|

|