2009年03月23日

アクリル水性グランドの使用方法

キーポイント(グランド)

位置情報ハードグランドの塗り方

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ハードグランドエマルジョンを水で1.5倍に希釈して流し引きします。(グランド2:水1) 刷毛引きも可能。
このグランドは塗布すると透明です。

ピカールで磨いた時はサラダ油で汚れをしっかり落とし食器用洗剤で水洗。
酸化膜が版の表面にあるようであれば小さなウエスで包んだ塩で酢を少々版に垂らして拭くようにして除去する。
そして台所用クリームクレンザーを版につけてスポンジで円を描くように擦って脱脂。
脱脂の作業は指の油をつけないためにゴム手袋をするほうが好ましい。
脱脂後は版の表面は絶対触らない。

09-3-23.jpg hg-nagasi-1.gif
流し引きは出来るだけ薄く塗布するために何回もかけないで1回ですむようにしたほうがよい。トレーに溜まったグランドは容器に戻して使える。

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流し引きした後はこのような台に版を置いて余分なグランドを版の角から流すと端に溜まりができにくい。

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この角に溜まりができると時々筆で取ってやります。
あらかた余分なグランドが流れて液が切れてしまったら電熱器の上にのせて加熱し完全に乾燥させます。

09-3-23d.jpg
グランドを完全に乾燥させるために重宝します。
小さい版なら電熱器が十分熱くなった状態で30秒〜60秒間の加熱でOK。

09-3-23a.jpg
角材とベニヤ板で作ってある。



位置情報修正グランド

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修正グランドはハードグランドエマルジョンとストップアウトレジストを1:1で混合して使う。
蓋付きの小瓶に入れて作っておくと使いやすい。絵皿に取り出して使う場合は時間経過とともに固くなるのでサランラップで蓋をすれば固まりにくくなる。

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修正グランドを塗るために使った筆は水に浸けておくと固まらない。使う時は水分をよく拭ってから。

溜まりや気泡が無いようにして出来るだけ薄く均一に塗ります。

修正グランドでマスキングして腐食を繰り返す場合は、
腐蝕液から版を取り出した後は少量の醤油をかけて腐食止めします。こうしないと修正グランドの接着力が弱くなり剥がれてしまうことがあります。

グランドの除去は10%の炭酸ナトリウム水溶液に10分間浸ける。
アクアチントの粒子は3〜5分間で除去できる。

修正グランドを塗った部分は完全に除去できなくて版に付着して残っていることがある。
よく見るとわずかに緑色を確認できる。ルーペでよく見てみる。試し刷りするとアクアチントの部分がモワモワして均一に刷れない。
このような場合は水で2倍に薄めたアンモニア水を版にかけて歯ブラシなどで擦る。または、D-Solveを版にかけてナイロンの毛の刷毛などで伸ばして数十秒置いてから歯ブラシなどで擦る。またはアンモニア水を使用した後にD-Solveと両方使用する。
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アンモニア水はこのような容器に入れて版に適量かけるようにするとよいでしょう。

アンモニア水は比較的強いアルカリ性になりますので、念のためにゴム手袋などを使用し直接手を触れないようにして下さい。鼻を突く匂いがあります。換気をよくして出来るだけ吸引しないようにして下さい。

北山銅版画室で販売しているアンモニア水の濃度は5%と低く劇物の対象外です。薬局で虫さされのかゆみ止めや気付け用に販売されているアンモニア水の濃度は10%前後です。


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posted by Studio at 17:48 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | キーポイント(グランド) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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