写真製版に使う原稿は、網点処理する必要があります。
その方法として、用いる写真のデジタルデータをパソコンで細かいドットの集まりに変換します。
ホームページではモノクロ2回調にする方法を紹介しましたが、モノクロ2回調にしなくてもできます。その方法を下記に紹介します。(プリンターの機種によっては網点にならないものもあるかもしれません。)
紹介する方法は一例ですのでそれぞれにあった方法を見つけて下さい。
1).
レベル補正をする。
2).
イメージ、色調補正、トーンカーブを選択。
3).
トーンカーブを右図のようにする。
これは一例です。用いるイメージによってこのカーブや数値を変えて適切に画像処理をします。
4).
解像度を入力。この場合は200。
プリントアウトするサイズを入力。(ドキュメントのサイズ)
解像度は使用するプリンターの性能によって変わります。
5).
グレースケールにする。
(グレースケールにしなくてもRGB(カラー)のままでもプリンターの設定を白黒にすればよい場合もある。)
6).
プリンターの設定は、白黒でOHPシートなどの透明フィルムにプリントアウトする。
(プリンターの設定でOHPシートを選択することができればそうする。)
プリントアウトされたイメージは必ず黒色だけのドットでなければなりません。
カラーインクのドットが混ざっていないことを確認して下さい。
また、黒ベタがあるとその部分は抜けてしまいます。
プリンターの黒色インクは、光(紫外線)を遮断するものでなければなりません。(プリンターの中には、黒色が薄くて適さないものがあるかもしれません。)
プリントアウトされたイメージのドットの大きさは、プリンターの性能により多少異なります。
(プリンターの機種によっては網点にならないものもあるかもしれません。)