2009年06月02日

写真製版の原稿づくり

〜フォトポリマーフィルムを使う写真製版〜
「アクアチントスクリーンを使用しない場合」

原稿は家庭用プリンターからOHPフィルムにプリントアウトします。

ここで使用している家庭用プリンターは2種類あります。
インクジェットプリンター:HP Photosmart C6380
レーザープリンター:ブラザー HL-5250DN
です。

パソコンで使用したい写真を画像加工ソフトのアドビ フォトショップで開きます。
アクアチントスクリーンを使用しない場合はアドビフォトショップで黒ベタ部分を細かい点(ドット)の集まりに変換する作業をします。

1. 用いる写真をアドビフォトショップで開く。

2. レベル補正をする。(例:イメージ→色調補正→自動レベル調整→自動コントラスト)

3. イメージ→色調補正→トーンカーブ、入力0、出力30にする。(黒い三角マークは右)下の図
tone-c-6543.jpg
4. グレースケールにする。
5. プリントサイズを入力する。(イメージ→画像解像度→画像の再サンプルのチェックを消す→ドキュメントのサイズに任意の値を入力→OK)

6. インクジェット用のOHPフィルム(3M CG3410)にモノクロでプリントする。

インクジェットプリンター (HP Photosmart C6380) の設定は、
プリセット:ファイン、白黒
用紙の種類/品質
用紙の種類:その他のOHPフィルム
品質:高画質
カラー:グレースケール
カラーオプション:黒プリント カートリッジのみ



レーザープリンターからプリントするときはグレースケールにしないでカラー写真のままプリントする方が少しきれいでした。プリンターの設定はモノクロでプリントします。

レーザープリンター (ブラザー HL-5250DN) の設定は、
プリセット:ファイン、白黒
Resolution(解像度):HQ1200
Media Type(用紙):Transparencies(OHPフィルム)


posted by Studio at 00:07 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | フォトポリマー(写真製版) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 

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